かざすその手に誓って

「一隅を照らす」

愛に咲いた花の名前はLiar

 

 

実はこの記事は映画を見終わったあとに書いていたんですが、公開期間が終わるまではネタバレが嫌な方もいるだろうな〜と思い放置。就活が始まりまた放置。気づいたら円盤化が決まっていたという計画性のなさ(最悪)

 

 

ふと読み直したんですが

なんやかんや最後までちゃんと書いてんじゃん私!!!

となったので、せっかくなので主演松村北斗氏の誕生日に供養します。以下過去に書いたものなのであしからず。

 

 

 

 

 

 

映画「ライアー×ライアー」初日と舞台挨拶中継、観てきました〜!改めて公開おめでとう。6月に発表されてから、本当にあっという間だったなあ。北斗にとって初のラブコメ、森七菜ちゃんとのダブル主演、そしてなにより主題歌はSixTONES。嬉しくて、何度も何度もネット記事やワイドショーを見て。ようやく作品がお客さんのもとに届いて嬉しいし、これから沢山の人に愛される作品になったらと思います。

 


率直な感想としては、ものすごく泣いたしそれだけ素敵な映画だった!内容ももちろんなんだけど、松村北斗が主演でSixTONESが主題歌で。それが現実になっていることに一番泣いた。嬉しかったし胸がいっぱいになってふわふわした気持ちだった。そんな人をもう8年も見てきたってだけで本当に誇りに思うし最高の自担でしょ?って自慢したいくらい!

 

 

ここからは映画の内容について備忘録的な書き方をしているので、読みづらい可能性大ですがご理解くださいませ〜

 


映画の内容もとっても面白かった!初日は湊目線、2日目は全てを分かった上で透目線で観賞。観終わったあと、「僕が僕じゃないみたいだ」の意味があまりに深く感じてエンドロールはずっと泣いてたなあ。作詞された方が、この映画や原作のことをどこまで考慮してつくられたかは分からないけれど、映画観た方なら絶対共感してくれると思う!僕僕がさらに映画に深みをプラスしていた気がします。順番は前後しちゃうけど、私なりに透目線と湊目線での「僕が僕じゃないみたいだ」を通しての感想を。

 

 

まず透目線。この映画の何よりのポイントは、透が実はずっと湊のことを好きだったということ。その結末を分かった上で振り返ってみると、中学のとき、美人の先輩との事後に湊が透の部屋入った時死んだような顔(こら)してたのは、湊の穴埋めしようとしてる自分が嫌になった瞬間が見えたのかなとか。木内舞留ちゃん可愛かったね。合コンもみなと付き合ってるとはいえ、湊に変な虫がつかないように見張りたくて行ったとか。烏丸くんがポロッとみなの話しそうになったとき、自分が湊のこと好きなのがバレたかもと焦ったんだろうなとか。

 

 

何より映画だと語り手が湊なのに、僕僕が男性目線なのがずっと気になってたんだけど、あれは透の気持ちという解釈の仕方があるんだなあ。湊がすきで、でも世間体があるから素直になれなくて、そっくりのみなに惹かれて。また僕は嘘をついた、湊をすきっていう自分の心をごまかして。いっそ諦めるべきなんだけど、どうやっても心に浮かぶのはきっとみなの笑顔。いやもしかしたら、みなを通して湊の笑顔を見てたのかな?愛に咲いた花の名前はLiarだからなあ。愛ゆえに嘘を重ねてしまって、本当は湊が嘘をつくより前からこの物語の嘘は始まっていたということ。僕僕がどこまで意識して書かれたものか分からないけれど、アンサーソングみたいで全部が繋がった気がした。

 

 

北斗が、僕僕は湊目線でもあるって言ってたからそっちでも考えてみると、湊はみなとして透の前に現れることで、そのたびに嘘を塗り重ねてることになっていたんだよね。あの嘘もこの嘘も、結果的に透を幸せにできていたなら、今をつくる足跡ならそれもいいかって。「美しくいたいと思うほど君が遠くなっていく」っていうところなんて、ギャルのみなはいいけど湊じゃなにも響かない、私じゃダメなんだって台詞と重なるなとかね。今までの嘘をついていた自分じゃ一緒にいられないって気づいて、二人がお互いの胸の内を打ち明けるところも、歌詞に通じていたり。1番の歌詞が透、2番の歌詞が湊の気持ちというふうにも感じたな。今自分を良く見せようと思うほど、なんだか空回りしてしまう登場人物たちが人間らしくて愛おしかった!

 

 

主演の2人がものすごく感情的になってお芝居したというみなと透が別れるシーンは、今までのラブコメが嘘みたいで引き込まれる演技だった。みなを手放したくない透はもちろん、みなとして嘘をついていたこと、透を傷つけてしまったことのふたつの罪悪感で揺れる湊の表情が、なんとも言えない絶妙な表現だったなあ。みなが初めて好きって伝えたシーンでもあるけれど、湊としての感情でもあったんだろうなと私は思ってて。湊はこのときまだ透に惹かれていることをそこまで自覚していないけど、ここで好きと伝えると余計に透を苦しめてしまいそうなのに、思わず出てしまった感じがあって、みなとしてなのか湊としてなのか分からないけどとにかく透が愛おしく感じられたんだろうな。

 

 

透、湊、みなの三角関係とは別に繰り広げられる、透、湊、烏丸くんの三角関係も切ないところが沢山あったな。烏丸くんはきっと本当に湊のことがだいすきだったんだろうなと思うし、頭がきれるタイプだから湊や透の言動からいろいろ気づいたことがあっただろうから。若干嫌なヤツみたいなシーンもあったけど、烏丸くんの感情や行動ですらも僕僕に繋がるのかなとか思ったり。本当は湊がすきなだけで、振り向いて欲しいだけなのに。自分を偽ってしまうし、犬山城の夜のホテルのシーンとか絶対いつもの烏丸くんだったらやらないことだろうなと思ったりしました。

 

 

でもこのシーンで、湊に「弟くんに話してみなよ、きっと許してくれるよ」っていう台詞があるけれど、本当はすき焼き事件(?)で揉めたときに透が湊を好きなこと薄々勘づいてたんじゃないかな。だから湊の背中を押してあげた。ここは私の憶測でしかないけどね。烏丸くんで印象的だったのは、いつも本当に伝えたいことはなかなか出てこなくて最後に伝えているところ。いつも宇部さん!って呼び止めてるイメージ笑 それが可愛くもあり、純粋でちょっと奥手だけどあったかい人だったなあ。

 


あと、この物語に大切な桂くんと真紀ちゃんについて。桂くんことしめちゃんは完全に引越し屋だった笑 引越しの度にお手伝いしてくれる可愛い男の子でした!「あねさん」って呼んでるのめっちゃ可愛かったな〜。北斗が好きって言ってたしめちゃんのドア開けるスピード感、私もすき。いつものしめちゃんより、衣装も相まって活発で元気印みたいな役なのも新鮮だった。みなに一途な透のことよかったな〜って言ってるのいい友達すぎてしめほくー!って気持ちになりました。桂くんと透はどこで出会ったんだろうな〜歴代の彼女を知ってるってことは、中高のどっちかあたり?いずれにせよ、シーンが沢山あるわけじゃないのに透との信頼関係が垣間見えるあたりは、さすがいつもの空気感があったからかなと思います。同期最高!🤞🏻

 


あと真紀ちゃんかわいかった!堀田真由ちゃん!ギャルメイク似合う。あと肌がとてもとても白い。真紀ちゃんと湊も、全然タイプ違うのにどこでどう交わったんだろう。真紀ちゃんって湊のことほっとけないんだろうなあ、姉御肌みたいな感じした。スタイリストさんのお話が書いてあったけど、みなの服装は脚を出す衣装が多いのに対して、真紀ちゃんは上半身で露出が多くてボトムスは露出少なめになってるのも、大学生の大人っぽさがあって可愛かった!

 

 

 


最後のキスシーンから二人が手を繋いで歩きだして静寂が訪れて、北斗の息を吸う音が聴こえて、「愛に」のフレーズが始まった瞬間、涙が溢れた。ああ本当に主演で、主題歌なんだなって。そんな作品が世に出されるほど彼は、彼らは大きくなったんだなって。舞台挨拶中継なんか当たり前に満席で、あー思い出すだけで泣きそう!演技やりたいって言い続けてよかったね。それを後押ししてくれる仲間がいてよかったね。一緒に作品の最後を飾る曲を創ってくれる人たちが、だいすきなSixTONESのみんなでよかったね。本当によかった。うれしい。また泣いちゃう。

 

 

舞台挨拶が本当に楽しそうで、ちょけてるのみたらもう可愛くて可愛くて。ライアー×ライアー!って大声で言いながら写真に応じてたり、また懲りずに辛いもの好き話したり、みんなに書いてきたメッセージも「絶対置いて帰るなよ!?置いて帰ったら二度と会いません💢」っていつもの調子で喋ったり、ああきっととっても居心地が良くて楽しい現場だったんだろうなというのが容易に想像出来て嬉しかった。

 


映画見たあとは、だいすきな人に会いたくなるし恋がしたくなる!胸きゅんを狙った映画ではないけれど、心があったかくなる映画でした。私の周りにいる人たちに愛と感謝を伝えたくなりました。私の中でだいすきな映画のひとつになった!また観にいかなきゃ。

 

 

 

改めて、松村北斗くん主演映画おめでとう。そして、SixTONES初の映画主題歌おめでとう。素敵な映画をあひがとう。SixTONESがいる今この時代に生まれて本当によかったー!

 

 

 

 

 

 

後述

ライアー×ライアー円盤化、本当に本当におめでとう!さっそく予約した。早くデュアルの大画面で眺めてまた号泣したい。主演映画、主題歌がこうやって形になって届くのがとーってもうれしい!また透や湊に会える日を楽しみに、しばらくいろいろ頑張ります。

 

 

2021.6.18

 

 

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